2015年9月8日火曜日

スマホで配車サービス「Uber(ウーバー)」

アメリカに来てから、タクシーがわりに「Uber」という配車サービスをかなり頻繁に利用しています。

これ、すごく便利なんです。
Uberは2010年にアメリカでスタートしたサービスで、所謂プロではない人がドライバーとして自家用車を登録していて、みんなごく日常的な移動手段として使っています。
とにかくタクシーより断然安く、そして断然便利なんです。
世界60か国に展開しているそうなので、旅行の時もかなり使えると思います。


使い方は、めちゃ簡単。
事前にUberのアプリをダウンロード。

クレジットカード情報やメールアドレスなどを登録しておきます。


呼び出すときは、スマホのGPS機能から、最寄りのドライバーを探してくれます。
ピックアップしてもらいたい場所を指定。

目的地も指定します。


この時点で見積もり料金も必要だったら見れます。


リクエストが完了すると、「あと何分で来ます」と表示されます。
車両とドライバーの情報が表示されるので、その車が来るのを待ちましょう。
トヨタのプリウスで、ドライバーがマイクさんね、みたいな。

この際、必要であればドライバーとチャットや電話で連絡を取ることもできます。

乗車して、ドライバーさんと軽く挨拶をかわしたら、あとは既にスマホから登録してある目的地に行ってもらうだけ。
ドライバーもスマホから道順が分かるので、説明いらずで楽ちんです。
乗車中にちゃんと道順に進んでるか不安だったら、アプリでリアルタイムで現在地とルートを確認できるし、あと何分で着くかも表示されます。



目的地に着いたら、お礼を言って降りるだけ。
タクシーだったらチップも必要だったりするのですが、その必要もありません。

決済は、事前に登録してあるクレジットカードに自動的に請求がくるようになっていて、下車後、領収書がメールとアプリに届きます。



乗車から降車まで、とにかくスマート。

①安い
②今自分のいる場所に来てくれる
③目的地を告げる煩わしさが無い
④キャッシュレス、チップレス
⑤どの車に乗ったかしっかり記録が残る

などなど、あらゆる面でタクシーを凌駕してしまっています。
(私は決してまわしもんではありません笑)


ドライバーは、私が今まで乗った人は大体みなさんフレンドリーで運転も概ね問題ありませんでした。
(まだUber始めて1か月の何かと不慣れなおじいちゃん、とかもいましたが笑。)
何か問題があれば、評価制度があって、アプリから報告できるようになっています。
一度、電話しながら運転するドライバーがいたので、その際には報告しました(夫が)。
著しく評価が悪いドライバーは除名されるので、一定のサービスレベルが保たれているようです。


アメリカ南部の旅行中にも、車が無い私たちは何度もUberにお世話になりました。
パートタイムでやってるドライバーもいれば、フルタイムの人もいるみたいです。
ドライバーとしてのメリットは、やはりフレキシブルに好きな時間に働ける、ということのようです。
南部では地元っ子が多かったので、お勧めのレストランなどもけっこう教えてもらえました。


ところで全然知らなかったのですが東京でもUberは2014年から密かに展開しているらしく(別に密かじゃないのか?)、数台が登録されているそうなのですが、存在感、あんまり無いですよね、、、??
たぶん実用的になるまでには至っていないのでは。(日本で使ったことないので、違ったらすみません)
しかも、ちょっと調べたところ日本のUberはどうもタクシー会社と提携していたり、高級ハイヤーという位置づけのようで、高級車に乗れるかわりに料金はタクシーより割高っていう、アメリカのUberとはそもそものコンセプトが違う雰囲気です。
日本はいろいろ規制があるんでしょうかね。
日本語の分からない訪日外国人でも、アプリでなら母国語で配車できるし、Uberは一定の市民権を得てるし、これからめちゃくちゃ需要があると思うんですが。


ちなみにシンガポールにもUberはあったのですが、私は使ったことはありませんでした。
というか、あったことさえも知らなかった。
シンガポールはタクシー料金がめちゃ安い上に、台数も多くてすぐつかまるんです。
所変わればでございます。


アメリカに来て驚いたことの一つは、こういったオンラインでの様々なシステムが、もう当たり前のように生活に溶け込んでいることです。
まだまだ知らない便利システムがたくさんありそうですが、使いこなす前にアメリカ生活も終わる気がします(^^;

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