2015年8月30日日曜日

アメリカ南部旅行 ~ニューオーリンズ編 2日目~

ニューオーリンズ2日目。
最終回です。ここまでだらだらと長い旅日記にお付き合いくださった方、ありがとうございます(^^;

2日目はフレンチクォーターを少しぶらぶらしました。


 観光地の中心にある、ジャクソンスクエア
大きな公園になっていて、観光客、ミュージシャンが集まっています 

 
街の色々な所で楽器の演奏をしています。音楽があると、昼間からみんなゴキゲン

 ニューオーリンズで見かける、絵や雑貨などの雰囲気がとても好きです。
 
ニューオーリンズのシンボルマーク、ユリの花が、至る所にありました。
レストラン、お土産、食器、道路のゴミ箱などにまで、色々なところにこのマークがほどこされています。
 
 
お次は旦那さんのご希望で、国立第二次世界大戦博物館へ。
第二次大戦をアメリカの視点から見るとどうなるんだっていう所に興味があったそうで。
ローカル電車に乗って行くことにしました。
 


 のどかです^^
 
 
駅からは歩いて10分くらいでしょうか。着きました。


けっこう内容が盛りだくさんでした。
 
ここで、段々わたし、いけないとは思いつつも、
こう、、旅の疲れがたまってきていたこともあり、、
だんだん睡魔がおそってきまして、、、
ほら、ちょっと内容がやっぱり難しいし、暗いし、英語だし、、、←言い訳
 
てことで、ふむふむと興味深そうに見ている旦那さんを横目に、さささーっと外に出まして、日向の下で小休憩いたしました(-_-)zzz   はは(^^;
 
その後旦那さんは、「けっこうおもろかったわ~」と満足げに出てきました。
よかったよかった。きっと一人で二人分の元を取れた。
 
気を取り直して、太平洋戦争の展示場へ移動。
先ほどはヨーロッパ中心の内容だったのですが、こちらは日本、アジア中心の展示だったこともあり、ちょっと目も覚めました。
 
全体的にはアメリカ的に見方が偏っているわけでは無く、バランスも取れている内容だったかと思います。
ただ、ひとつだけ思ったことは、広島と長崎についての展示部分が、とても小さくて(事前にインターネットで小さいとは聞いていたんですが)、日本人としてはややショックでした。
この展示でアメリカが原爆を正当化している訳では全く無いのですが、原爆が落ちた後の二次的な被害など、もっと知ってほしいことが、ほとんど触れられていなかったです。
 
今年12月に、日本についての新しい展示場がオープンするそうですので、どんな展示内容になるかはわかりませんが、そちらに期待したいと思います。
 
 
その後は、ニューオーリンズで有名な喫茶店、Cafe du Monde でちょっと休憩。
オープンテラスの古い雰囲気で、味があって素敵でした。

看板メニューのカフェオレと、粉砂糖ののった「ベニエ」という名物の揚げパンが美味しかったです。
 
さて。
旅の最後の夜も、音楽を楽しみますよ~~!!^^
今宵は、ニューオーリンズで著名なジャズのコンサートホール、「プリザベーション・ホール」に、本格的ジャズを聴きに!!

演奏中は撮影禁止だったのですが、 こんな感じの古くて雰囲気のある場所で、プロの演奏を間近で聴きました。
ドラムの黒人のおじさまが、とても楽しそうに体の底からリズムを打っていて、素敵でした。
 
 
その後はもう一度バーボンストリートで、いくつかのライブを聴きました。(何せ入場料がただなのでいろいろ試しに入れます)
昨日と同じ黒人さんたちのバンドのところもまた覗いて、またYMCAしちゃいました♪
 
ニューオーリンズは、あまり観光をするところは無かったですが、シーフードを初めご飯は美味しいし、音楽を聴きながら、ヨーロッパの面影が残る町並みをゆっくり歩いて過ごすのに良い場所でした。
 
 
 
8日間、とても思い出深い旅となりました。
家族や、健康や、新しいことを学べる環境、いろいろなことに感謝して、また明日から頑張ろうと思います。
さあ、食べすぎたから、帰ったら、毒抜きメニューですよ~~
 
 
今回の旅の道順↓
 
 
---The End---
ボストン生活はまだまだつづく
 
 
 
 
 
 


2015年8月28日金曜日

アメリカ南部旅行 〜ニューオーリンズ編 1日目〜

旅の最終目的地、ジャズの街ニューオーリンズに向かいます。
 
早朝、ジュリエットは私達に合わせて早起きしてくれて、お別れの挨拶をしました。

ささやかなお礼として、べたですが和紙で折り鶴と、鞠のような箱を作ってお手紙と一緒に置いてきました。
私たちが鳥好きって知ってたのねー!って言われました。(特に知らなかったんですが)
クリスマスツリーに飾るわねー!って言ってました。(その発想は無かった)
 
とにかく喜んでもらえたみたいです('▽')
 
 
アムトラックという大陸鉄道で、ニューオーリンズに向かいます。
今回の移動は8時間くらい。
 早朝メンフィスから出発です。朝日が綺麗でした。
 
 長旅ですが車内はなかなか快適でした。
このテーブル付きの車両ではご飯だけ食べに来ました。
 
 
ひたすらこんな景色が続きます 
 
 途中、湖も
 
 
寝たり本を読んだりおしゃべりして、やっとニューオーリンズに着きました。
暑いです、、、!!東南アジア並の湿度とうだる暑さ。
やはり今回の旅で一番南というだけあります。
 
観光客のメッカ、フレンチ・クォーターへ。


フランスとスペインの植民地時代の影響で、ヨーロッパの様な街並みが残っています。
 
 
地元の人に教えてもらった「Acme」というオイスターのレストランへ行きました。
かなりの人気店みたい。

 生ガキ、美味!
この真ん中のソースは、すごく美味しい、と思ったら、わさびの味でした。ケチャップとわさびかな。
海鮮+わさび=美味という味覚をもったニューオーリンズの人と、急に仲良くなれる気がしてきました。
 
焼いたバージョンも、すごく美味しかった。 
 
フレンチマン・ストリートへジャズを聞きに行きました。
至る所でライブ演奏をしています。

 
 
 クラリネット、トロンボーン、ギター、スーザホン(かな?)という変わった編成のバンドでした。
スイングジャズみたいな感じです。
クラリネットのお二人は歌も上手かった


続きましてバーボンストリートに行きました。
フレンチマン・ストリートが落ち着いた大人の通りだとしたら、バーボンストリートはもっと賑やかなところです。歌舞伎町みたいな雰囲気も所どころにちらほら。
こちらも至る所でライブが行われています。

面白そうなライブをやっているところを見つけたので入ってみました。
ファンクやR&Bでめちゃくちゃ盛り上がっています。
 
ジェームス・ブラウン、アル・グリーン、Earth, Wind & Fireなど、何でも出来ちゃう人たち!!
メインボーカルは歌が上手いし盛り上げ上手、右の人はサングラス+無表情でマニアックにボックス踏んだりしていて、かなり笑えました。笑えるしかっこいい!!
 
 日本人には西城秀樹でおなじみの、「Y~M~CA♪」の、Yのところ
この曲が始まったらすごい盛り上がります
 
Cのところ(もういいか笑)

メンフィスと違って、ニューオーリンズはどこも入場料を取られなかったです。
飲み物も頼まなくても見れちゃいました。頼みましたけどね。

 

ニューオーリンズは、そんなに宿が高くないこともあって、ホテルに泊まることにしました。
久々に、のびのびです^^
Air bnbも良かったんですが、やっぱりホテルはホテルで、良いものです。
誰の目も気にせず、ぐでーーっとできるし、部屋を汚しちゃいけないとか静かにしなきゃっていう緊張感も無いですからね笑。
 
ただし私は普段、緊張感のかけらもないので、少々緊張感のある環境の方が良いのかもしれませんが。。。


---To be continued---
 

 

 

 

 
 

2015年8月27日木曜日

アメリカ南部旅行 ~メンフィス編 2日目~

 
メンフィス2日目。
朝起きたら、朝食が素敵にセッティングされていました(@_@;)どひゃーー
 
 お皿やカップがイギリス的でハイセンス。
お庭の見える窓辺で頂きました。
庭にはHumming bird (ハチドリ)が遊びに来れるように小さな鳥小屋が作られています。

 ジュリエットが庭で育てたミニトマトをひとつ頂きました。甘ーい!


その後、庭を案内してもらえることに。
 とても広くて手のかかったお庭です

 English Spinach イギリスのほうれん草

 色々なハーブを育てています。ねぎとかニラみたいなのも育ててました。
(ねぎとかニラって書いてみると一気に夢から醒めた感じになるのはなぜでしょう(^^;))

 Fig(いちじく)。アダムとイブが裸を隠したという葉っぱは、欧米では昔からなじみ深い植物だそうです。

紫陽花もたくさん。
 
こんな可愛らしいベリーも。ちょっとつまんで食べさせてもらいました

こんな感じで、思わぬお庭ツアーを開催してもらいました(*‘ω‘ *)
イギリス人はみなさん家にお庭を持っているそうですが、こんなに広いお庭を持てるのはアメリカだからこそ、 のようです。
ジュリエットは日中働いているので、どうやって手入れしているか凄く不思議だったのですが、毎日少しずつ庭のどこかを手入れすることを自分の決め事としているのだそうです。


その後は、教会にゴスペルを聞きに行きました。
日曜日はメンフィスでどこか教会へゴスペルを見に行こうとは思っていたのですが、どの教会に行くか決めたのは前日夜。
調べていると、有名な牧師さんのいる教会がメンフィスにあるとのこと。
私「アル・グリーンっていうすごく有名な牧師さんがやってる教会で、ゴスペルが聞けるみたいだよー('ω')ノ」
旦那さん「そうなんだ、じゃあ行ってみよう」
ってなわけで、行ってみました。
Full Gospel Tabernacle Church
 教会は周りには何も無いだだっ広いところにありました。

旅行者は邪魔にならないように後ろの方に座ります。
半分くらいは旅行者のようでした。

ゴスペルが始まりました。みなさん凄い声量!すごい迫力! オルガンやギターのバンドに合わせて歌います。

 アル・グリーン牧師が登場しました。左に座っています。

少しお話をされた後、歌いだしました。
わー、上手いです( ゚Д゚)、しわがれた歌声がしびれます。
感極まって天を仰ぎながら涙して歌っている女性も。。。

ここで旦那さんの様子が少しおかしくなる。

旦那さん「なあ、、、アル・グリーンって、、、もしかしてあのアル・グリーン!?!?」

私「へ?うん、なんか有名な人みたいだよ。どした(@_@)」

旦那さん「あのアル・グリーンやったら、ほんまに凄いで。俺めっちゃCD持ってたわ。。。めっちゃファンやったわ。。。」


そう。後で知ったのですが、アル・グリーンはアメリカの超有名歌手で、1970年代には全米シングルチャートで1位を獲得するくらいのスターだったのです。
しかし、その後ソウルシンガーから牧師へと転向し、ファンを驚かせたそうです。

なぜ旦那さんが気づいたかというと、コレ↓
歌や祈りの一節が印刷された紙を配られたのですが、この往年の写真を見て、急に分かったそうです。
今とあまりにも見た目が違っていて、全く気付かなかったそうなんですね笑。

最後は献金を少しして帰りました。
素晴らしいゴスペルを聞かせてもらった感謝 です


その後は、メンフィス観光の目玉、エルビス・プレスリー邸のある「グレイスランド」へ。



 エルビスが住んでいた大邸宅を、タブレットでの日本語ガイド付きで見れました。


 
メンフィスは、正にエルビス・プレスリーの街。
グレイスランドは、エルビス好きなら一日かけても楽しめるような場所でした。
エルビス絡みでの雇用もたくさんありそうだし、死後40年くらい経っているのに、エルビスだけでこんなに街が潤ってるってすごいなーと思います。


その後はロックンソウルミュージアムへ
ソウルやファンクを聞けてここはなかなか面白かったです。


アルグリーンの若かりし頃を発見!確かに今朝見た方と全然違いますね(^^)はは
 
 
宿に帰ったらジュリエットとエドがリビングでゆったりしていて、今日あったことや旅でのこと、日本のこと、イギリスとアメリカのこと、人種問題のことなど、色々とお話をしてくれました。
ロケーションは少々不便な場所ではありましたが、あたたかい出会いに恵まれて、豊かな時を過ごすことができました。
 
 
---To be continued---