2015年8月21日金曜日

アメリカ南部旅行 〜アトランタ編 1日目〜

夏休みを利用して、ただ今アメリカ南部を旅行しています。
今回の旅のテーマは、「アメリカ南部の音楽と歴史を巡る」です。旦那さん、ナイスなテーマを思いつきました☆
約一週間かけて、アトランタ→ナッシュビル→メンフィス→ニューオーリンズと、アメリカ南部の音楽の街を周ります。

1日目
今回の旅のスタートは、アトランタ。
ボストンからアトランタへは飛行機で向かいました。
空港からダウンタウンまではMARTAという電車を利用して行きました。15分くらいです。


アトランタに来てまず思ったこと。
黒人さんがすごく多い!そして、太ってる人も多い!
アトランタはアメリカでも黒人比率が高い地域のようです。電車内もほぼ黒人でした。そしてもれなくみなさんBIGです。
同じアメリカでもボストンとは大分様子が違うものです。なぜかボストンには太った人が多くない気がします。

まず向かった先はマーティン・ルーサー・キングJr歴史地区。
キング牧師はアトランタ出身なのです。
キング牧師の生家

平日ということもあってか、来ている人もほとんど黒人さんでした。

あの有名な「I have a dream」という演説も、今聞いても本当に愛と迫力に満ちていて、人の心を揺り動かす力のある人だったのだとわかります。
なぜかこの黒人だらけの土地で、こうして大きな歴史の転換期を垣間見ると、妙にすとんと腑に落ちる部分がありました。
今って情報はわんさかあるしテレビやネットや本で何でもわかった気になりがち、どこ行っても既視感もありますが、その土地に行って土地の匂いを嗅いで人に触れると、全然違った印象を持つものだ、頭で解るんじゃなくて体で解るんだ、と、当たり前のようなことを再認識したのでした。


夜は、Fox Theaterという劇場に「Motown」というミュージカルを観に行きました。


Motownとは、アメリカのレコード会社の名前で、ジャクソンファイブ、スティービー・ワンダー、スプリームス、ダイアナ・ロス、マーヴィン・ゲイなど有名歌手が所属し、1960年代のブラックミュージックを牽引してきました。そのレコード会社の誕生から成功までの物語です。ブロードウェイでも大人気だった演目のようです。

私「要するに、日本でいうエーベックスの物語ですね( ・ิϖ・ิ)?」
旦那さん「ん、まあ、、そういうことやな。。。」
という若干乱暴な解釈と手薄な情報で挑んだ私でしたが、いやいや、スーパー楽しめました!!
もう、何がすごいって、出演者の方がみなさん、歌もダンスもめちゃくちゃ上手い上に、本物にソックリなのです!よくこれだけそっくりな人を集められたものだと、感心を通り越して、驚愕でした。
ダイアナロスもスティービーワンダーもソックリだし、ジャクソンファイブ時代のマイケル・ジャクソン役の少年は、特にすごかった。歌もダンスも、本家に追いつく勢いで、彼の登場によって会場のボルテージも一気に最高潮に。

そして、Motownの時代は、丁度キング牧師の時代と重なっていて、ブラックミュージックは公民権運動と深くリンクしながら成長していったのだということを知りました。
はからずも、キング牧師について学んだその日に最高のタイミングでこのミュージカルを観ることができたわけです。らっきー

初日にして満足満足な一日でした!

さてさて。
お宿なのですが、今回はいつもとちょっと違った試みをしています。
「Air bnb(エアビーアンドビー)」というサイトを通して部屋を予約してみました。
これ、何かって言うと、空いてる個人の自宅の部屋等を一泊単位で貸してもらうサービスなんです。
前から気になってはいたんですが、費用を抑えたいし現地の人と交流したい、という今回の私たちの希望に合致していたので、利用してみることにしました。二人ならまあ安心ですしね。

で、アトランタでのお部屋↓
ホテルみたいですよね。とってもお洒落でセンスの良いお宅でした。
 
キッチンやリビングも使っていいんですよ。ずっと外に出ていたので使いませんでしたが。
ここのオーナーさんはここには住んでいなくて、仕事場として使ってるそうです。全てがきめ細かくオーガナイズされていてとても気持ちよく宿泊することができました。
ドライヤーやタオルが無かったとか細かいことはありますが、初めてのAir bnb利用にしては、上々の滑り出しではないでしょうか^_^

---To be continued ---

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