2016年5月28日土曜日

ペルー旅行 マチュピチュ

朝6時にマチュピチュ遺跡行きのバスに乗るためバス停に向かったところ、すでに長蛇の列ができていました…

40分ほどならんでやっとバスに乗る。
くねくね道の崖を30分くらいバスでのぼって、やっと遺跡の入り口に到着。


 霧がすごい。


 見えてきた!


これはたぶんアルパカではなくリャマさん?



霧の合間から見えてきたマチュピチュ遺跡を横目に、マチュピチュ山に登ります。
本当はワイナピチュに登るのが人気らしいですが、こちらはすでに1か月以上前からチケットがとれず。
そのため、標高3000メートル以上の一番高いマチュピチュ山に登ることに。


しかしここまでのちょっとした階段と山道ですでに疲れている旦那さん。
ここでなんと、「マチュピチュ山には登りたくない!」と駄々をこね始める。
絶対に我々の体力では無理だ、いかに無謀な挑戦か、ということを切々と訴えてきます。

彼は旅行前まで忙しかったので、この旅行とマチュピチュについてほとんど勉強しないまま来たので心の準備ができていなかったのでしょう。
ふふふ( ̄ー ̄)ニヤリ
 そんな彼を無理やり引き連れ、マチュピチュ山の入り口へ!
入山時間と名前を記入します。


後姿がすでにぐったりしている(笑)
 
 
 
いやはや、でも私も人のことを笑っていられる余裕は微塵もありません。
標高が高めなこともあって、一歩一歩が本当にきついです。
まさに苦行でした。
 

でも、運動不足の体に鞭打って、登ってみた甲斐はありました。
途中途中で見える景色に癒されました。
高山植物

 
ここはまだ1時間ほど登った山の中腹ですが、雲の上にいるようで、感動!
天空ー!わーい
 
そのあと上から来た人にあとどれくらいかかるか聞いたら、なんと1時間半といわれる。
あと30分くらいで頂上かと思っていたのに(なぜか山にいたスタッフの人に片言英語でそう言われた)。

私たちののろカメペースではもっとかかるでしょう。

ということで途中までで満足したのであっさり諦めて、下山したのでした。
くだりは膝が笑っていたので岩場に手をかけながら慎重に下りました。
持ってきた軍手が役立ちました。
 

 
 
 
 
そしてそして、マチュピチュ遺跡!


本当に、よくもまあこんな山の上に街を作ったものです。
作った人もすごいですが、見つけた人もすごい。





他の観光客のまねをして、山をつまんでみる

つまみやすい左の山を




写真の趣旨をまったく理解していないカメラマン:旦那さん。
どこを触っているのか。
やり直し。



 ぜんぜん届いてない(笑)


 
やっと届いた~!
人気のワイナピチュを触っています。
 
 


などと写真を撮って遊びながら、その後は遺跡内を見て回りました。

 
遺跡内は歩いて2,3時間。面白かったですが、やはり離れたところから遺跡を見る方が綺麗かなと思いました。
富士山は登るより遠くから見たほうが良い、的な。
 



飛行機と車と列車とバスという文明の利器を駆使してもこんなに大変な場所にあるマチュピチュ。
不思議で美しくて観光客がいっぱいな場所でした。

2016年5月26日木曜日

ペルー旅行 リマ~マチュピチュ村

3日目はリマからクスコ経由でマチュピチュ村に向かいます。

リマからクスコは飛行機で1時間。
空から見える山並みがきれいでした。
 
 
 
クスコ空港からクスコ市内まではタクシーで15分、クスコ市内からオリャンタイタンボまではコレクティーボという乗り合いバスで2時間弱ほど移動します。
乗客が集まり次第出発する乗り合いバス。
ローカル感があってワクワク。そしてタクシーより断然安い。
日系ペルー人のホセさんとホルヘさんという二人組に話しかけられお喋りしていたらほどなく出発。



途中の風景も綺麗で移動も飽きませんでした。
 
 


オリャンタイタンボに到着。
ここからペルーレイルという列車に乗ってマチュピチュ村へ移動します。

オリャンタイタンボにはカフェやレストランなどもけっこうあるので列車の時間までしばし休憩します。
 
 


お茶してたら、おばちゃんがミサンガみたいな手作りの腕輪を売りに来た。

 
おばちゃんが可愛かったのでアルパカ柄をひとつ購入しました。
10ソレス、350円くらい。
バックパックに付けようと思ったけど腕に付けてくれました。
 
 
 
そして、先ほど乗り合いバスで一緒だったホセさんとホルヘさんが、コカキャンディを買って、わざわざ届けに来てくれました。
さっきじゃがびーをあげたお返しでしょうか。
ニコニコ笑いながら近寄ってくるから何かと思ったら。嬉しい。
コカインの原料のコカの葉から出来ていているコカ茶やコカキャンディは、高山病に効くと言われているらしく、色んな所で見かけます。
美味しくて元気が出ました。
 
 

 オリャンタイタンボの街は特にゆっくりは見ませんでしたが、石畳の可愛らしい感じも。
 
 
 
 
 
ペルーレイルでいよいよマチュピチュ村へ出発です。
1時27分発の、ビスタドームという3段階あるうちの真ん中の等級の列車で向かいます。

 

天井部分もガラス張りなので、開放感があって山々のパノラマを楽しめました。
 

 
ところで5キロ以上の大きな荷物はペルーレイルに持ち込み禁止とガイドブックに書いてあったので、素直に従った私。
そのためペルーレイルのチケット売り場にある荷物預け場所に2泊預けました(無料)。
 
が、実質的には廃止となっているルールだったようで、みんな大きな荷物も普通に持ち込んでいました。
日本人だけがきっとこの古い情報に惑わされているんではなかろうかと思います。
 
 

 駅の売店で買ったインカコーラ。
この辺りでポピュラーな炭酸ジュースらしい。味は普通の甘い炭酸。
ビスタドームの中で無料でももらえます。




3時頃マチュピチュ村にようやく到着。
日本で言う温泉街のような所です。
実際温泉もあるそう。
確かにちょっと日本にありそうな風景。


しかしまだまだマチュピチュは見られません。
ようやく麓まで来たというところです。
ここから明日、さらに崖を走るバスに30分ほど乗ってマチュピチュを見に行きます。
自分で書いていても、やっとたどり着いた感。
改めて本当に遠いところです。


そんなわけで、この日はマチュピチュの入場チケットとバスのチケットを購入して、明日に備えます。
旦那さんは学割を期待していたのでマチュピチュの入場チケットは現地で購入することにしていたのですが、彼の大学のIDには期間が書かれておらず、「正式なInternational student IDじゃないから学割適用不可」の一点張りでした。

パスポートのVisaを見せたりかなり粘りましたが、大学で培ったはずの交渉力(?)もむなしく、あっけなく敗退。
融通の利かなさは日本並でした。
というわけで学割したい人はInternational ID必須です。



夜はIndio Feliztという、マチュピチュ村の人気店で食事をとりました。


オーナーがフランス人のペルー料理。
 
とても美味しかったしリーズナブルでサービスも良かったです。
 
 
 
 
マチュピチュ村は小さい村でしたが、お土産屋さんもたくさんあって夜まで開いてました。






この日は早寝して、明日のマチュピチュ遺跡観光とマチュピチュ山登山に備えます。


 

2016年5月22日日曜日

ペルー旅行 リマ

ペルーに行ってきました。
リマ→マチュピチュ→クスコの3都市を巡ります。
(リマ2泊、マチュピチュ村2泊、クスコ2泊)

アトランタ乗り継ぎでリマまで行きましたが、ボストンからアトランタまで3時間弱、アトランタからリマまで約6時間、乗り換え時間を含めると早朝発深夜着で移動に丸一日かかり、アメリカからでも中々の長旅となりました。

移動が多く高山病対策や各種チケット手配など全部自分でやろうとしたので結構面倒で大変でしたが、無事にボストンに帰ってくることが出来ほっとしています。

そんなわけで、簡単に旅の記録を残しておきたいと思います。




2日目、リマ。

宿泊したミラフローレス地区

南米らしい情熱的なモニュメントと、バックに太平洋。


そういえばペルーは南半球。太陽が北からさしてくるのでなんだか方向感覚がおかしい。





ペルビアンコーヒーを試す。

ちょっと酸味があって美味しい。




地元の人で賑わっていた食堂に何気なく入ってみたら、超絶美味しかったです。

セビーチェ(魚介のマリネのようなもの)


ロモサルタード(牛肉野菜炒め白ご飯付き)

※ミラフローレス地区の、Cafe-Restaurante Grimaldi という店でした。

ペルー料理は美味しいと聞いていましたが期待以上です。
地元民で賑わうところは間違いない。




ペルー日本人移民史料館


当時のスーツケースだそうです。






セントロ(旧市街)







サン・フランシスコ教会



カタコンベという地下にある墓地の見学ツアーに参加。
2万5千体の人骨が保管されていると聞き怖い所かと思いきや、実際に入ると神聖で守られているように感じる場所でした。



それにしても、この旅全体を通して感じたことですが、スペイン語が話せないとこの国ではかなりマイノリティ。
ツアーはスペイン語と英語対応ですが、英語の方には私たち以外客がなかなか集まらず待たされました。

とりあえずどこに行ってもスペイン語で話しかけられるし予想以上に英語が通じないので、基本的な挨拶と数字くらいは覚えなければ(>_<)

覚えなくても何とかなりますが、覚えたほうが、100倍楽しい、という感じでした。





セントロで売っていたドーナツのようなお菓子が揚げたてで美味しかった。




明日はマチュピチュ村へと向かいます。