2015年9月5日土曜日

秋学期が始まりました

ケンブリッジにも、ほんのすこーしだけ、秋の気配が近づいているようです。



そんな中、いよいよ旦那さんの大学の授業が始まりました。
彼はここ最近ずっと授業の組み合わせに頭を悩ませていましたが、ようやくほぼ決まったようです。


最初の1週間は、どの授業をとるか考えて選ぶ期間となっています。
その内初めの2日間は「ショッピングデー」と言って、各授業で、教授が授業内容をプレゼンします。

私もそのショッピングデーに参加してきました。


え、配偶者も授業に出ていいの?

そうなんですー。

実は、学生のパートナーは、ショッピングデーだけではなく、授業を聴講(Audit)することができます。
スペースが空いていて、教授の許可があればなのですが。

授業の風景
 
私もいくつか聴講してみようと思って、目当ての授業を見に行ってみました。
 
 
当初は、聴講なんて、英語の授業についていけないだろうし、場合によっては聴講生にも宿題が出たり、グループワークやディスカッションに参加しなければならないこともあるみたいで、
それは嫌だな、、、というか無理。
発言とか求められたら、やばすぎるし。
そもそも勉強あんまり好きじゃないしな、、、
と、授業に参加することはあまり考えていなかったのですが。
 
 
この間ブログにもちょっと書いた、韓国人学生のトンヤンがちょっと前に、
「言葉の問題なんて、私も含めた外国人みんな抱えてるし。聴講してみたら良いと思うけどな~」
って言ってくれまして。
 
「あ、そう?じゃ、やってみよっかな(・∀・)」
ってなりました。 ←単純
 
 
Auditは無料です。
考え方によっては、目玉が飛び出るくらい高い授業料に、配偶者のAudit権も含まれていると解釈できなくもありません。
ちょっと冷静に考えたら、こんな機会なかなか無いですし。
無理っぽかったら途中でドロップアウトすればいいんじゃない?
 
 
てなわけで、今期私は、2つのクラスをAuditすることにしました。
ひとつは、「The Arts of Communication」というプレゼンのやり方の授業、
もう一つは「Leaders and Leadership in History」というリーダーシップの歴史の授業です。
 
どちらも、スペースに余裕があればAuditはウェルカム!という授業です。
 
ひとつの授業が1週間に2日あるので、なんと妻は週に4日も大学に行くことになりました。
まさかの展開、、、(;・∀・)!!
でも、旦那さんもたまたま同じ授業を取ることにしたので(1クラスは彼もAuditですが)、心強い限りです。
というわけで、私は一人でハーバード学生気分を味わいながら、時にヘラヘラ、時にドギマギ、そわそわしていて、傍から見たらけっこう怪しいアジア人かもしれません。
 
 
 
ショッピングデーに、「ロナルド・ハイフェッツ」という有名教授の授業説明もちょっと覗いてきました。
彼は、NHKの白熱教室にも出るくらいのカリスマ教授。
 
ショッピングデーも人が溢れすぎて大変なことになっていました。
リーダーシップの授業です。
ケネディスクールはリーダーシップ教育で有名らしいです。
卒業生には国連事務総長のバン・キムン、シンガポールのリーシェンロン首相など色々な国の大統領や首相がいて、ケネディスクールでリーダーシップの授業を受け、リーダーとして国を引っ張っています。
説明ではこの授業は課題が多くて時間を割くらしく、君たち覚悟せいよ、って感じで大変そうでした。
もちろん、この授業はAuditのためのスペースなんて無いですから聴講できません。
 
人気授業には、「bidding」という入札制度があって、学生が一人当たり持っている持ち点1,000点から好きな点数をそれぞれの人気授業にかけ、かけ点が高い人からその授業に参加できるというシステムとなっているそうです。
この授業はなんと、1,000点をかけた人しか取れなかったそうです(@_@;)
999点かけた人、かわいそう。。。
 
 
cf.ハイフェッツの白熱教室↓
 
 
おまけ
住んでいる学生寮の中庭で先週末にランチパーティがありました。
 
 無料のランチ(無料に弱い)
 
芝生の上でみんなでハンバーガーを食べました。いい季節です^^
 
 
 
 
 
 
 
 



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